ペットとの暮らし方

●いま住んでいるおうちで工夫できること

ちょっとした工夫で、今住んでいる住宅でのペットとの暮らしがさらに快適になるかもしれません。いくつかアイデアをご紹介します。

遮音材<近隣への防音対策>

マンションなどの集合住宅では、ペットの足音やジャンプしたときの振動が階下への騒音問題になることも。床にクッションフロアなどを敷くのも一案です。また、フローリングの下に敷くことで高い遮音効果を得られる遮音材や防音カーペットもあります。
室温調整<空調管理・熱中症対策>

天井ファンを設置してエアコンの風を対流させることで、室温のムラがなくなり、空調効率がアップします。冷風・温風のペットへの直撃も防げますし、節電効果も期待できます。
ペット用シャンプー台<衛生管理・健康管理>

洗面ボウルを少し大きめなものにすることで、小型犬や猫用のシャンプー台として利用できます。その際には、抜け毛に対応できる専用の排水トラップを設置します。トリミングテーブル代わりに犬を乗せられる台や棚があると、なお便利です。
ペットゲート<安全対策>

食べ物や刃物、火などを扱うキッチンや、外へ飛び出す可能性のある玄関などには、ペットゲートを設置すると出入りが制限でき、犬の身の安全を守ることができます。フェンスは、開き戸ではなくスライドドアのほうが無駄なスペースを取らずに便利です。
くつろぎスペース<ストレス対策>

ハウスとは別に、犬や猫が落ち着いて休める場所を用意します。家族の話し声など、気配が感じられるリビングなどがお勧めです。猫は、体がすっぽり隠れるボックス状のスペースが落ち着きます。
リードフック<安全対策・脱走防止>

一時的にリードをかけておくリードフックが玄関ドアの横にあると、散歩など犬連れの外出から戻ってきて鍵を開けるときなどに両手が使えて便利です。犬の脱走防止にもなります。室内やベランダでも活用でき、おしゃれなデザインのものがたくさん市販されています。
キャットウォーク<ストレス対策>

高い所に登りたい猫の欲求を満たすために不可欠。キャットタワーは一方向ですが、階段式のキャットステップがあると変化が楽しめます。キャットウォークは、窓から外が眺められる高さに設置すると楽しさが倍増します。
ドアノブ対策<安全対策・ストレス対策>

ドアのレバーハンドルをペットが器用に開けて勝手に出入りして困るというお悩みも。ペットドアなどをつけるのも一案ですが、レバーの向きを変えることで簡単に解決することもあります。