人と動物とが共生する社会の実現は、
動物愛護管理法の基本的な理念になっています。
平成18年に環境省によって策定された動物愛護管理基本指針では、これまでの動物愛護活動は参加者層が限定的であったことから、今後は、多くの国民の共感を呼べるものにすることが必要であるという課題を指摘しています。このような状況にあって、本協会は、数ある動物愛護団体の中でも、万人の共感を得ることができるような市民感覚でもって等身大の活動をしている団体でもあります。このようなことを意識しながら、あらためて本協会のあるべき姿を考えてみますと、本協会には、これまで以上に動物の愛護及び適正な飼養管理に関する知識等の普及啓発事業の着実な推進と、次の時代の動物愛護活動の形をにらんだ新たな視点による事業の展開などが、社会的な使命や時代の要請として求められている気がしてなりません。適正飼養の普及や人とペットが快適に暮らすことができるライフスタイルの提言を通じて、「人とペットが共存する社会の形成」が図られていくことを期待したいものです。本協会の活動が人と動物とが共生する社会の実現にあたって大きな貢献ができるような存在のものになるためには、全国の認定連携団体などにおいて献身的な活動をされている方々をはじめとする会員の皆様と役員・職員の力の輪を結集することが何よりも大切になってきます。微力ながら、会長という大役に全力を尽くしてまいる所存ですので、今後とも変わらぬご支援・ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます.
![公益社団法人日本愛玩動物協会 会長 東海林 克彦](/animal/wp-content/themes/animal/images/about/name.png)
![縦長小](https://www.jpc.or.jp/animal/wp-content/uploads/2014/11/318c6caaeda98f4f76a83ee27f3ff850-229x300.jpg)